学習塾小6女児殺害事件  初公判

父親の堀本恒秀さんは、
被害者の堀本紗也乃さんは「『キモイ、死ね』と人に直接言う様な子ではなかった。加害者だけの言葉を信じないで欲しい。」
 
被害者の父親の堀本恒秀さんは、京都府宇治市の学習塾「京進宇治神明校」小6女児殺害事件の初公判後、記者会見して
子供の被害者の堀本「紗也乃さんは『キモイ、死ね』と人に直接言う様な子供ではなかった。どうか加害者だけの言葉を信じないで欲しい。」語った。被告加害者だけの言葉を信じないで報道しないで欲しい。萩野被告の聞き違いか妄想かもしれない。被害者は残念にもう居ないから自己の弁護はできない、せめて被害者の父親の言う事を聞いて欲しい。
 
 
 どうか加害者の言葉だけを信じないで欲しい。
 

2006年2月20日
京都女児・「紗也乃を返せ」と父
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-04270306-jijp-soci.view-001
京都小6女児殺害事件の初公判後、記者会見して心情を語る被害者、堀本紗也乃さんの父、恒秀さん。涙で声を詰まらせながら「許せない」と心情を吐露した(20日午前、京都市中京区の京都弁護士会館)(時事通信社)13時05分更新





元講師、罪状認める 学習塾女児殺害

京都地裁初公判 「申し訳ない」と謝罪
 京都府宇治市の学習塾「京進宇治神明校」で昨年十二月、市立神明小六年の堀本紗也乃さん=当時(12)=が刺殺された事件で、殺人と銃刀法違反の罪に問われた同志社大生でアルバイト講師(いずれも当時)、萩野裕被告(23)=宇治市寺山台=の初公判が二十日、京都地裁(氷室眞裁判長)で開かれた。萩野被告は罪状認否で「すべて間違いありません」と起訴事実を認めたが、弁護側は「被告は犯行当時、妄想と幻覚に支配されていた」として無罪または減刑を求めた。
 検察側は冒頭陳述で、学習塾での指導をめぐり萩野被告と紗也乃さんとの関係が昨夏ごろから悪化していたことをあげ、「紗也乃さんの言動などから一方的に不信感と憎しみを募らせた」と動機を指摘。凶器の包丁を購入した昨年十二月二日の直前に明確な殺意が芽生えたとし、「紗也乃さんの『キモイ』という言葉が頭から離れず、裏切られ、恩をあだで返されたと思いこんだ」などと事件当時の精神状態を明らかにした。
 その上で、計画的な犯行と具体的な供述内容などから、萩野被告に完全責任能力があったと主張した。
 これに対して弁護側も冒頭陳述し、「萩野被告は昨年十一月下旬から『(紗也乃さんが)両手で剣を持って突き上げてくる』という妄想に支配されており、犯行はそれに突き動かされた結果」などと反論。萩野被告が事件当時、心神喪失心神耗弱状態だったと指摘した。
 萩野被告は公判で「取り返しのつかないことをしてしまった。自分でも整理がつきません。許されるなら現場に行って、手を合わせたい。大切なお子さんの命を奪ってしまい、ご両親に対して申し訳ございません」と、用意した書面を読み上げ、謝罪した。
 公判には、紗也乃さんの父親の京都府職員、恒秀さん(42)が傍聴に訪れ、検察側の冒頭陳述に聞き入った。
     ◇
【用語解説】宇治小6女児殺害事件
 京都府宇治市の学習塾「京進宇治神明校」で昨年12月10日、小学6年、堀本紗也乃さん(12)が同志社大学4年で同塾アルバイト講師だった萩野裕被告(23)に包丁で切り付けられ、殺害された事件。萩野被告は自ら110番し、現行犯逮捕された。萩野被告は平成15年6月に同大図書館で強盗致傷事件を起こして逮捕され、懲役2年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。大学からも1年6カ月の停学処分とされたが、同塾は把握しておらず、同年11月に採用していた。
産経新聞) - 2月20日16時26分