イラク 議会

イラク国民議会 組閣 難航

イラク国民議会が初招集、連立協議は引き続き難航
2006年 03月 17日 金曜日 10:59 JST7
http://today.reuters.co.jp/News/newsArticle.aspx?type=worldNews&storyID=2006-03-17T103905Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-206706-1.xml
 [バグダッド 16日 ロイター] イラク国民議会は16日、昨年12月の選挙を受けて初招集されたものの、連立政権樹立に向けた協議は難航しており、ほとんど何の成果もないまま終了した。
 2003年のイラク戦争開戦から始まった米国主導の民主化プロセスの重要なポイントとなるはずだった今回の議会招集だが、実質的な議論のないまま約20分で打ち切りとなった。
 議長や大統領、首相をはじめとする閣僚ポストに関する合意がシーア派スンニ派クルド人系やその他勢力の間でなされておらず、議会で実のある協議ができない状態となっている。
 移行政府のジャファリ首相(イスラムシーア派)はロイターに対し「私は取引の一部としてここに到達したわけではなく、取引の一部として脇に追いやられることはない」と述べ、首相職を続ける権利を持っているとの考えを示した。
 同首相は、これより先に行われた記者会見では「人々が脇に寄れと言うならそうするつもりだ」と述べていた。