自警団

民間委託へ監視員を教育訓練、違法駐車取り締まりで京都府警』ってニュースをみて
「自警団」って言葉をネットで検索してみたら、「自警団」って言葉が溢れていた・・・ビックリした。
僕はすぐ自警団というと中世欧州の自警団を思い出すのですが、日本で云うと60年前の戦争中の隣組制度ですね。僕は自警団という言葉には悪い印象しかありません。そんな言葉を公共機関やましてやその団体自体が使うもんだなぁ。
監視社会だ密告を奨励し自由を壊す戦争へ突進だ、なんて騒ぐつもりはありません。ただ自由の意味を考えた事があるのか、と言いたい。隣組みたいな密告制度にならないような策は打たれているのだろうか。いや打たれてない。
自由への努力をしないと規則や規制が増え続ける(現在日本では法律は多量に制定されてるが廃止される法律はほとんど無い)、僕らは それを学校で学んだハズだ、っても僕等だけかもしれない、今や何処の高校も制服の時代ですからね、僕等の頃は学校側と生徒会側で校則の折衝とかしてたから・・・・。
 民間委託や監視社会だとか自由の剥奪などの政策は、つまり、官僚が働きやすくなる、経済的になるとか簡便になるとか。。。悪意のある人はもちろん善意の人も賛成してしまう。自由や民主主義の維持は難しいモノなのです。
 だから、面白くない社会になるよ。  っていうか もう面白く無い。
安易に反則金。安易に罰金。安易に拘留。
コンビニで反則金が払えますよ。留置所に1晩泊まったら許してもらえる。とかから始まる危機。もう始まってるけどね。
簡単に反則金。簡単に罰金。簡単に拘留。
今年1月の御発言が象徴。

2006年4月19日
民間委託へ監視員を教育訓練、違法駐車取り締まりで京都府
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006041900249
 違法駐車取り締まりの民間委託制度が6月からスタートするのを前に、京都府警は19日、京都市伏見区京都競馬場内駐車場で、本番を想定した取り締まりの教育訓練を行った。監視員93人が専用の携帯端末機を使って違反車両のナンバーを撮影するなど一連の手順を体験した。
 府内では、京都市内全14署のエリアで、府警から委託を受けた警備会社など4法人の監視員が取り締まりに当たる。
 訓練は、横断歩道上の放置など4例の違法駐車を想定。監視員は、警察署に速報するためにカメラ付き携帯端末機で「違反現場」の写真を取り、現場住所や車種、違反の種別などを入力するとともに、現場で印字した違反の確認標章を車両に張るまでの手続きを学んだ。監視員は短時間で手際よくこなさなければならない取り締まりの難しさを実感していた。
 駐車違反は、現行は警察官や交通巡視員が放置車両のタイヤ付近にチョークで印を付け、一定時間経過後に違反の確認標章を車両に付けているが、6月1日からは時間の長短にかかわらず、監視員らが確認し次第、標章を張って違反とする。

民間委託や監視社会だとか自由の剥奪などの政策
http://d.hatena.ne.jp/kitano/
 
 
 



免許なしで教員採用
『免許なしで教員採用 府・京都市教委 社会人らに門戸 理数系など限定』
さすが役人出の京都府知事・京都市長だけのことはある政策だ。京都市長京都市教育委員会教育長でした・・・我が母校の伝統を僕等が築き上げた伝統を潰した張本人だ。
教員免許を持ってる社会人なら一杯居るでしょ。
教員免許所得は比較的簡単ではないのですか。教員の基本的な質。

2006年4月24日
免許なしで教員採用
府・京都市教委 社会人らに門戸 理数系など限定
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006042400223
 京都府教委と京都市教委は24日、来春の教員採用で、理数系などの教科で優れた知識や技術を持つ人材を獲得するため、特別免許状を活用し、教員免許を持たない社会人らに門戸を開く方針を発表した。高校の工業や看護などの専門教科を除く主要教科の採用試験で、免許を持たない人を対象にするのは香川県に次いで2例目という。2007年度からの「団塊世代」の大量退職を控え、補充する教員の量と質が全国的に課題となっている中、両教委とも人材の新規開拓に乗り出す。
 府教委の特別選考は、理科と英語、03年度から高校に導入された「情報」の3教科で実施する。民間企業や大学、研究機関で5年以上の勤務経験があり、高い専門性を持った技術者や英語のネーティブスピーカーを対象とする。対象年齢は50歳未満で、従来より5歳延長している。採用者数は免許を持つ社会人らを含め10人以内という。
 市教委も人材確保が難しくなっている中学校、高校の数学と理科で、免許を持たない社会人や大学院生が受験できるよう資格条件を緩和する。
 合格者のうち、府から特別免許状を交付されれば教諭として正式採用する。交付が認められなくても講師として採用し、5年間で教員免許を取得すれば正式採用する。
 特別免許状制度は1988年度に創設。2004年度までの16年間、全国の新規採用者約32万人に対し、149人(府内は3人)しか交付されていない。



京都市右京区、八重桜 満開。