サマワ陸自.感謝状くれと“おねだり”。サマワ大型火力発電所建設

陸自サマワ支援で地元州議長らに感謝状要請、感謝状はヤラセ。 日本支援サマワ火力発電所で起工式が6月28日で本当に造れるのか?

サマワ陸自 感謝状くれと“おねだり”
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/07/16/06.html
 イラク南部サマワで約2年半にわたって復興支援活動を続けた陸上自衛隊が、地元ムサンナ州評議会の議長らに対し、感謝の手紙を書くよう求めていたことが15日分かった。アラビア語で記した書簡を送っていたもので、現地での評価を日本国内にアピールする狙いがあったとみられるが、結局、議長は手紙を書かなかった。
 陸自は04年1月から派遣され、今月7日に部分撤収を開始した。隊員はイラクを順次離れて今月中にクウェートへの撤収を完了、帰国を目指している。
 共同通信が入手した書簡は、小泉純一郎首相が陸自派遣部隊の撤収を発表する2日前の6月18日付。小瀬幹雄・第5次復興業務支援隊長が署名し、州評議会のドワイニ議長に送られた。
 書簡は、陸自支援の成果を「派遣部隊員の奮闘の結果」と指摘した上で「陸自隊員を含む日本国民に、あなたの手紙を伝えたい」「あなたの手紙をいただきたい」などと要請。手紙は日本メディアを通じて公表されるとして「(陸自の活動に対する)あなたの心からの支持を多くの人々がはっきりと知ることができます」と、直接的な表現を避けながらも陸自に謝意を示す内容を書くように求めた。
 陸自イラク派遣は世論を二分したままの初の「戦地」派遣。治安維持には関与せず、給水、医療指導、道路修復などの支援活動をしてきたが、日本国内には「本当に成果があったのか」との疑問の声もある。現地の評価を日本国内にアピールしたいとの狙いが、感謝の“おねだり”になったとみられる。
 結局、ドワイニ議長は「陸自側の要請の趣旨が(直接的ではなく)よく分からなかった」として感謝状を送らなかった。
 一方、今月5日、宿営地を訪問し感謝状を手渡したサマワのマヤリ市長は「宿営地の通訳を通じて手紙を求められた」と説明した。
 陸自派遣部隊広報は「要請したのは事実。(活動に対する)評価を対外的にアピールするためではなく、陸自隊員に何らかのコメントをもらえないかという意味合いだった」と話している。
 2006年07月16日付 紙面記事

サマワ支援で感謝状要請 陸自、地元州議長らに
2006年7月15日
 【クウェート市15日共同】イラク南部サマワで約2年半にわたって復興支援活動を続けた陸上自衛隊が、地元ムサンナ州評議会の議長らに対し、撤収する陸自に感謝の手紙を書くよう求める書簡を送っていたことが、15日分かった。現地での評価を日本国内にアピールする狙いがあったとみられる。
 共同通信が入手した書簡はアラビア語で記され、小泉純一郎首相が陸自派遣部隊の撤収を発表する2日前の6月18日付。小瀬幹雄・第5次復興業務支援隊長が署名し、州評議会のドワイニ議長に送られた。
 書簡は、陸自支援の成果を「派遣部隊員の奮闘の結果」と指摘した上で「陸自隊員を含む日本国民に、あなたの手紙を伝えたい」「あなたの手紙をいただきたい」などと要請。
共同通信) - 7月15日9時55分




陸自、友好の窓口」 サマワ市長が感謝状
2006年7月7日
 イラク南部サマワで約2年半にわたって人道復興支援活動を続け、撤収作業を始めている陸上自衛隊派遣部隊などに対し、サマワ市長と市評議会議長は7日までに「友好のきずなを強化する窓口になった」などと評価する感謝状をそれぞれ贈った。
 防衛庁によると、感謝状はいずれも、陸自と外務省連絡事務所あてで、市長と評議会議長が5日に宿営地を訪問し、支援活動を続けながら撤収作業を進めている陸自第10次復興支援群の山中敏弘群長らに手渡した。
共同通信) - 7月7日13時19分

それにしても 『偉い人』は感謝状とか好きだなぁ〜〜〜(余談ですが、僕も感謝状とか公共機関から貰うことがあるのです、偉い人は偉い人の価値観で渡しやがるのです 紙屑は要らないのです、経過報告かなと我慢して聞いてると本当に礼だけ言いに来ましたみたいなゲロゲロ 時間の無駄やねん、粗品でも送って終わりにしてくれ。



サマワ大型火力発電所建設の経緯もオカシイ
 
サマワのムサンナ州のハッサン知事は、大型発電所作ってくれと頼んだ。作ってくれないと県民の生活も困るし、知事の地位も危ういということだ。

イラク自衛隊:撤退で、功績評価の一方で、失望や批判も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060708k0000m030129000c.html
 【カイロ高橋宗男】約2年半にわたり駐留したイラクから、陸上自衛隊が7日、撤退を始めた。駐留したサマワの人たちからは、功績を評価する声の一方で、失望や批判も聞かれた。
 サマワのあるムサンナ県のアブドルアミール・ドゥエニ県評議会議長は「自衛隊や日本の支援は高く評価されるべきだし、大いに感謝している。着工したばかりの発電所の建設に加え、医療など人道面での功績は大きい」と語る。「今後は日本政府が日本企業に対し、サマワへの投資を積極的に進めるよう後押ししてくれることを期待している」と注文もつけた。
 毎日新聞の現地スタッフによると、サマワに住む小学校教員のハミド・ハシムさん(24)は「撤退は残念。彼らの貢献度は大きかったが、中途半端だ。まだ終了していないプロジェクトを放置して去ってしまう。自衛隊の謙虚さに好感を抱いていただけに、寂しい思いがする」と話した。運転手のアブ・セイフさん(47)は「日本はサマワに何をしてくれたのか。私はまったく理解できない」と憤る。技術者のアリ・ディワンさん(35)は「自衛隊は市民の共感を得られなかった。基地に閉じこもり、外に出なかったことは、市民を恐れていたとの印象を与えた。サマワの知識層は、日本が駐留する理由は、米国を満足させるためと悟っていた」と言った。
毎日新聞 2006年7月7日 22時42分

ムサンナ州知事が辞意表明 デモ誘発など失政追及され

 【サマワ4日共同】イラク南部サマワを州都とするムサンナ州のハッサン知事は4日、相次ぐデモを誘発した失政の責任を州評議会に追及され、今月中に多国籍軍から治安権限を引き継いだ後に、辞任すると表明した。同州警察本部長も同日辞任した。
 13日にも完了する治安権限移譲までは現体制が続くため、陸上自衛隊や英軍など多国籍軍の撤収に直接の影響はないとみられる。ただ知事が辞意を撤回する可能性もあり、陸自撤収後に同州情勢が不安定化する恐れがある。
共同通信) - 7月4日21時44分

サマワ火力発電所で起工式 日本、支援継続を強調
2006年6月28日
 【サマワ28日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで28日、日本の復興支援で最大のインフラ整備となる大型火力発電所の起工式が行われた。発電所の建設は既に始まっており、2007年中に完成の見通しだ。
 式典では、外務省サマワ事務所の側島秀展所長が「発電所は2年半に及ぶ日本の復興支援活動の中で最大の事業」とアピール。陸自の撤退後も、電力不足に苦しむサマワ市民らのために支援を継続するとの姿勢を強調した。
 現地ムサンナ州のハッサン知事は「発電所が引き渡される日まで、支援をお願いしたい」と訴えた。
共同通信) - 6月28日22時28分

デモ暴徒化、17人負傷 サマワ、電力不足に怒り
2006年6月5日
 【サマワ4日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワ中心部で4日、電力不足などに怒った市民約500人のデモ隊が暴徒化し、手りゅう弾数個を爆発させ、病院当局者によると17人が負傷した。
 現地警察当局は、4日夜から5日朝までの夜間外出禁止令を出した。
 目撃者らによると、デモ隊は「電気も水もない。生活は最低だ」などと叫び、地元ムサンナ州の知事公舎前に集合。一部が投石を始め、近くで警戒に当たっていた治安部隊が警告のため空に向けて発砲した。
 さらにデモ隊は石油省や州政府の庁舎を襲撃、手りゅう弾を投げ付けて爆発させ、デモ参加者12人と警官5人が負傷した。デモ参加者10数人が警察に拘束された。
 デモ参加者はほとんどが若者で、一部はイスラムシーア派の反米指導者ムクタダ・サドル師の支持者とみられる。
共同通信) - 2006年6月5日1時51分

サマワ大型発電所建設の経緯がオカシイ
2005年
http://d.hatena.ne.jp/apanda/20050612/p1
http://d.hatena.ne.jp/apanda/20050611/p3



2006年7月11日
http://d.hatena.ne.jp/knt68/20060711/p2


ネタ元
http://interceptor.blog13.fc2.com/blog-entry-616.html