イラン核兵器?開発問題、国連制裁警告決議を採択

2006年7月31日

対イラン決議案を採択
安保理、制裁警告
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060801/mng_____kok_____000.shtml
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/kok/20060801/mng_____kok_____000.shtml
 【ニューヨーク=石川保典】国連安全保障理事会は31日午前(日本時間同日夜)、イランに国連憲章第七章に基づき核関連活動の全面停止を求め、8月末までに従わない場合は制裁措置を検討すると警告する決議案の採決を行い、カタールを除く14カ国による賛成多数で採択した。
 イランの核問題をめぐる初めての決議で、イランに核関連活動の放棄を迫る国際圧力となる。イランは、安保理の5常任理事国とドイツの6カ国が提示した「包括見返り案」について8月22日までに回答するとしている。その回答次第では、安保理は制裁に向けた新たな決議案を協議することになる。
 採択された決議は、制裁に至る前の暫定措置を求める七章四〇条に基づき、国際原子力機関IAEA)がイランに求めたウラン濃縮など核関連活動の停止を義務づけ、従わなければ、経済制裁などの法的根拠となる七章四一条に基づき、「適切な措置を取る意思を表明する」と警告。IAEAに8月31日までに報告を求め、同日までにイランが順守すれば、制裁措置は取らないとしている。
 決議はまた、イランの核関連活動や弾道ミサイル開発につながる技術や物資などの移転阻止を加盟国に求めている。
 6月にイランに提示された包括見返り案では、核関連活動の停止を条件に、▽原子力の平和利用の権利を認める▽軽水炉建設を支援する▽欧米航空機メーカーからの民間機購入を容認する−などとしている。イランが早期回答に応じないため、安保理での決議案交渉再開を7月12日の6カ国外相会合で決めていた。

期限8月31日
カタールが唯一の中東諸国の理事国

対イラン制裁警告決議、賛成の方針固める…政府
 日本政府は21日、英仏が国連安全保障理事会理事国に提示した対イラン制裁警告決議案について、賛成する方針を固めた。
 決議案は、イランに8月中のウラン濃縮活動停止を義務づけ、従わない場合は経済制裁の発動を警告する内容。
 日本は、イランとは友好関係にあるが、先に、安保理での対北朝鮮決議で他国に働きかけるなど主導的役割を果たしたことから、イランの核開発問題でも「厳しい姿勢で臨まなければ、整合性が問われる」(外務省幹部)と判断した。
 また、欧米との連携も重視した。ただ、イランに対し、これまでの良好な関係をいかして、ウラン濃縮関連活動の全面停止を進んで行い国際社会と協調するよう、引き続き促していく構えだ。
 安倍官房長官は21日の記者会見で、「決議案が安保理として一致した形で迅速に採択されるよう、関係国と密接に連携していく」と強調した。安倍長官の発言について、政府筋は「決議案を支持する立場だが、最後までイラン説得を続けるため、あえて賛否を明示しなかったのだろう」と説明している。
(2006年7月22日3時2分 読売新聞)

耐震技術は日本提案 対イラン包括案に明記
 【ワシントン14日共同】国連安全保障理事会の5常任理事国とドイツの6カ国がイランに提示した「包括的見返り案」に、日本の提案で「(軽水炉の)耐震先進技術の提供」という文言が盛り込まれたことが分かった。日本政府筋が14日までに明らかにした。
 13日に安保理理事国に配布された包括案には、イランがウラン濃縮など核関連活動停止に応じた場合の見返りとして、軽水炉の建設支援を明記。数項目ある見返り措置の中でも目玉とみられている。
共同通信) - 7月14日18時15分



麻生外相は
22日、フィリピン、
24日、バングラデシュ
26日、クアラルンプール、東アジアサミット、ASEANプラス3(日中韓
27日、ASEAN拡大外相会議
28日、ARF
29日、帰国

麻生氏 8月20日前後表明へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/08/01/d20060731000192.html
この中で、麻生外務大臣は「9月20日の総裁選挙に立候補しようと思っている。20人の推薦人名簿をそろえて、政策をきちんと提示したうえで、1か月前の8月20日は日曜日なので、19日か21日の適当な時期に立候補を表明したい」と述べました。また麻生氏は「小泉政権の5年間の功績は大きいが、今後は、地域間の格差を是正して機会の平等を確保し、必要な公共事業などを進めていかなければならない」と述べ、総裁選挙では、格差の是正などを柱に訴えていく考えを示しました。
2006年7月31日 21時22分



恒例の隠し芸大会
2004年はパウエル長官が熱唱で話題でした。

麻生外相、ウルトラマンと“熱演”・ARF夕食会で寸劇
 東南アジア諸国連合ASEAN)地域フォーラム(ARF)参加国による夕食会が27日夜、開かれ、各国外相らが恒例の「隠し芸」を披露した。
 日本の出し物は米国映画の「カサブランカ」などを題材にした寸劇。麻生太郎外相は俳優のハンフリー・ボガードを意識したトレンチコートスタイルで登場。「共演」したウルトラマンらとともに大きな拍手を浴びた。
 寸劇は2020年の東アジアで人間がカエルになる奇病がまん延する危機を麻生氏が救う構成。ウルトラマンは未来の国際会議で、やはり日本政府が隠し芸の準備をしている場面で現れ、会場を大いに沸かせた。
 ライス米国務長官は得意のピアノでブラームスの曲などを演奏した。(クアラルンプール=天野豊文) (12:56)



麻生外相 ウルトラマンと熱演
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060728003.html
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060728003_p.html
 クアラルンプールでの東南アジア諸国連合ASEAN)地域フォーラム(ARF)参加国外相らによる27日夜の夕食会で、恒例の隠し芸大会があり、麻生太郎外相は米俳優ハンフリー・ボガートばりのトレンチコート姿で寸劇を披露し、共演した「ウルトラマン」とともに拍手喝采を浴びた。
 麻生外相率いる日本代表団の寸劇は、感染症が流行した東アジアを外相が救うとのストーリーで「地域協力促進などのメッセージが込められている」という。ASEAN地域でも人気のウルトラマンが登場すると会場が沸いた。
 寸劇後、着替えのためにウルトラマンやバルタン星人らと会場を出た麻生外相は、ASEAN各国の記者やカメラマンに取り囲まれて撮影をせがまれていた。
 注目されたのは、ライス米国務長官のピアノ演奏。強行日程の疲れも見せず、深紅に金の模様をあしらったひざ上丈のドレスをひらめかせながら、ボディーガードに囲まれてさっそうと登場。ブラームスなど2曲を軽やかに演奏し、10代のころピアニストを目指したという腕前で会場を魅了した。 (共同)
[ 2006年07月28日 09:23 速報記事 ]

ライス長官はピアノ、麻生外相は寸劇…韓国は?
ARF恒例隠し芸大会、韓国代表団は「マンマ・ミーア!
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/29/20060729000023.html

2004年7月3日
http://abcdane.net/archives/001150.html



パウエル長官 隠し芸大会で熱唱
2004年7月3日
ジャカルタ3日共同】黄色いヘルメットに作業着姿で熱唱−。ジャカルタで2日夜、東南アジア諸国連合ASEAN)地域フォーラム(ARF)閉幕後の夕食会の「隠し芸大会」で、パウエル米国務長官がステージ狭しと踊りながら歌い、会場を沸かせた。
 長官が歌ったのは日本では歌手の西城秀樹さんが歌って大ヒットした「ヤングマン」の原曲「Y・M・C・A」。ブッシュ大統領国務省といった言葉を織り交ぜての替え歌に、会場からは大きな拍手が送られた。(共同通信

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靖国参拝で妥協必要」 河野副大臣が首相批判
 自民党総裁選への出馬を目指す意向を表明している河野太郎法務副大臣は31日、日本外国特派員協会で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「中国を不愉快にさせるのはまったく意味がなく、妥協が必要だ」と批判した。河野氏は「国連安全保障理事会常任理事国入りをしようとしているときに、まったく不必要なことだった」と指摘、首相の靖国参拝が日本の常任理事国入りの障害になったとの認識を示した。
 また「私は首相として靖国神社に参拝しない」と強調したが、立候補に必要な推薦人20人の確保については「一生懸命集めるよう努力する」と述べるにとどめた。
共同通信) - 7月31日17時3分

誰でも一緒!・・・首相。自民党でしょ。内閣現職なら尚更いっしょ!
加藤紘一や亀井静なら少しは違うだろうが、結局 自民党でしょ。マスコミが騒ぎすぎです。


安保理のイラン決議、外交的解決に向け重要なステップ=官房長官
 [東京 1日 ロイター] 安倍官房長官は午前の記者会見で、国連安全保障理事会が採択したイランの核開発に対する警告決議について「国際社会の断固たる姿勢をイランに示すもので、外交的に解決していくための重要なステップ」と評価した。
 安倍官房長官は、イランが包括提案をできるだけ早く受け入れるとともに、国連決議を遵守するよう求めた。一方、アザデガン油田に関しては「エネルギーの安全確保の観点から大変重要だ」としながらも「経済プロジェクトが核問題に対する日本の姿勢に影響を与えることはない」と述べた。
 国連安全保障理事会は7月31日、イランに対し核開発を8月末までに停止するよう求めるとともに、期限までに停止しない場合、制裁措置を検討すると警告した決議を採択した。決議は、イランが「調査・開発を含むウラン濃縮関連および再処理活動を全て停止」するよう求めるとともに、8月31日までに決議案に従わない場合、安保理国連憲章第7章41条に基づき、経済制裁を含む「適切な措置」の採択を検討するとしている。
(ロイター) - 8月1日12時41分

イラン核開発とアザデガン油田を同列に扱ったら駄目ですヨ。