まだ やってたフランス、アスベスト軍艦

石綿使用の空母「クレマンソー」
2006年2月15日、仏へ帰還命令 シラク大統領が決定
French asbestos Clemenceau 地図
http://www.greenpeace.org/international/news/clemenceaushipbreakingvictory150206/clemenceau-location

2005年7月23日
MySpinavi、
http://my.spinavi.net/03LF1003/index.php?itemid=20



仏でも深刻なアスベスト汚染=高層ビルから空母まで
 【パリ23日時事】日本で現在大きな問題になっているアスベスト石綿)は、フランスでも深刻な被害をもたらしている。民間調査機関によると、アスベスト吸引が原因とみられる死者は年3000〜4000人で、国家が支払う賠償金として2005年は14億ユーロ(1900億円)が予算に計上されている。日本と同様、国や企業の情報開示が乏しく、国民は不安を抱えている。
 今年3月、パリの高層ビル「モンパルナス・タワー」でのアスベスト使用が発覚、市民の間で不安が広がった。59階建ての同タワーは同市内で最も高いビルで、最上階は展望台となっており日本人観光客も多く訪れる。その他は事務所、店舗などに使われており、約5000人のオフィス従業員の健康への影響が懸念されている。
 また、パリ第7大学では1994年にアスベスト使用が発覚、現在も除去工事が続いているほか、パリ市内では病院での使用も問題となっている。
 さらに、アスベストは仏でも船舶に用いられており、既に退役している空母「クレマンソー」は、解体作業のためインドに回航中だが、アスベスト被害者協会(ADEVA)は、「インドでの解体作業者の健康をないがしろにしている」と抗議している。 
                (時事通信) - 7月23日9時1分更新

日本マスコミの多くは2006年からの報道が多い様だ。

2006年1月19日
石綿使用の仏空母漂流 解体先インドで反発強まる

 【ニューデリー19日共同】有害物質アスベスト石綿)を船体に使っているフランスの退役空母クレマンソーをインド西部グジャラート州で解体する計画が明らかになり、同国で環境保護団体などが反発を強めている。
 昨年末に南仏を出港したクレマンソーは、近くスエズ運河を経由してアラビア海に入る見通し。インドへの入国を拒否されればフランスに戻るしかないとみられ、老空母の漂流が続くことになる。
 入国の是非はインド最高裁が判断。PTI通信などによると、国際環境保護団体グリーンピースは「解体場での作業で、従業員に健康被害をもたらす」とインド各地で署名活動を展開し、元海軍司令官らも反対の声を上げた。
共同通信) - 1月19日9時12分



2006年2月16日
退役空母の本土帰還命じる=石綿除去問題−仏大統領

 【パリ15日時事】インドでのアスベスト石綿)除去・解体を目指していたフランスの退役空母「クレマンソー」(現役時最大排水量3万2780トン)について、シラク大統領は15日、仏本土に帰還させるよう命じた。昨年12月末に南仏トゥーロン港を出発した同空母は、結局全く除去作業を行うことなく「帰国」を余儀なくされることになった。 
時事通信) - 2月16日1時1分

 
国営ナンタラ通信 - アスベスト、2004年12月04日
http://d.hatena.ne.jp/apanda/20041204/p3