南丹市長、17票差

京都府 南丹市長選挙、2006年2月19日投開票!
17票差、選挙に行こう。
 
K.N.T. - 2006年2月18日
http://d.hatena.ne.jp/knt68/20060218/p1

初代南丹市長に中川氏
17票差 佐々木氏破る

 京都府の旧園部、八木、日吉、美山の4町合併に伴う初の南丹市長・市議選が19日投開票された。市長選では、旧園部町議会議長の中川圭一氏(63)=無所属新人=が、大激戦の末、旧同町収入役の佐々木稔納氏(51)と旧同町議会元議長の佐々谷元秀氏(55)=いずれも無所属新人=を破り、初当選した。

 今回の市長選は、合併後の新市のまちづくりの方向性を決めるとともに、野中広務・元自民党幹事長引退後の口丹波の政治動向を占う意味からも注目され、各候補を、昨年9月の衆院選で争った国会議員の現、前職らが支援するなど、激しい選挙戦が展開された。

 中川氏は、中川泰宏衆院議員(自民・京都4区)や地元府議らと連動し、「国や府との強いパイプ」を強調する一方、6期の町議経験や全国町村議会議長会長を務めた実績をもとに「行政主導から市民参加型のまちづくりを進める」などと訴え、支持を広げた。

 佐々木氏は、旧4町長の推薦や野中広務氏らの支援を受け、「旧町の特色を生かした行政の継続性」を掲げたが、立候補表明が1月と出遅れたことなどが響き一歩及ばなかった。佐々谷氏は、民主党国会議員や共産党系団体の支持を受け、「既得権益を排除し、透明な市政の実現」を唱えたが、浸透しきれなかった。

 当日の有権者数は2万9101人。投票率は80・52%。

 南丹市長選開票結果(選管最終)

 当 9,330 中川 圭一 無新

   9,313 佐々木稔納 無新

   4,243 佐々谷元秀 無新

 中川圭一氏(なかがわ・けいいち)園部中卒。83年に町議初当選。議長、全国町村議長会長など歴任。63歳。南丹市園部町木崎町。

  開票結果=選管最終発表
当 9330 中川圭一  63 無新
  9313 佐々木稔納 51 無新
  4243 佐々谷元秀 55 無新
(無効546)
当日有権者数、2万9101人(男1万3656人、女1万5445人)。
投票率は市長選 80.52%