ベラルーシ大統領選挙

独裁率、82.6%
 
ベラルーシ大統領選挙投票結果(20日中央選管発表)投票率:94.2%
ルカシェンコ大統領:  82.6%
ミリンケヴィチ野党統一候補:  6.0%
ガイドゥケヴィチ自民党党首:  3.5%
カズーリン社民党「グラマダ」党首:  2.3%
不在者投票率、   約31%

ベラルーシ、警察が情勢を完全支配
2006-03-23 15:50:28 cri
http://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/03/23/1@59407.htm
 ベラルーシ政府の関係者が23日明らかにしたところによりますと、野党勢力が認可を得ずに首都・ミンスク中心部の広場で集会を行なっているものの、広場周辺の情勢は完全に政府側が支配しているとのことです。
 それによりますと、現在、広場にいる警察官は20人に達していませんが、現地は完全にコントロール下にあります。情勢が悪化したり、または破壊活動が起きたら、警察側はすぐに増員できる態勢をとっているということです。



ベラルーシ大統領選を批判 外務報道官談話
 外務省は22日、ルカシェンコ大統領が3選を決めたベラルーシ大統領選について「民主的選挙の原則に反する行為が数多く見られ遺憾だ」と批判する外務報道官談話を発表した。
 談話は「ベラルーシに民主主義の原則の確保を求める」とした上で「引き続き民主化を促すため、可能な支援と働き掛けを行っていく」と強調した。
 大統領選で、日本は欧州安保協力機構(OSCE)の選挙監視団に監視員を派遣。OSCEは、野党の候補者や支持者が拘束されるなど大統領選は民主的選挙に関する国際的な基準を満たしていなかったと指摘している。
共同通信) - 3月22日17時9分

EUが追加制裁発動へベラルーシ大統領選問題
2006.03.21 Web posted at: 12:28 JST- CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200603210007.html
(CNN) 19日投票のベラルーシ大統領選で、欧米が強権体質を非難するルカシェンコ大統領が3選したことを受け、欧州連合(EU)は20日、同選挙は自由な環境で公平に実施されていない、と選挙結果を是認する考えはないことを明らかにした。
EU議長国を現在務めるオーストリアのプラスニク外相が、外相会議の結論として述べた。「選挙は、民主主義が悪化するような方法で実施された」と語った。その上で、「選挙の不正行為に関与した人物に対する規制措置を考えている」と述べた。
措置は今後数カ月間に実施される見込みで、ベラルーシ高官に対するEUのビザ(査証)発給禁止を拡大する方向。ただ、ベラルーシ国民に支障を与える経済制裁は回避する見込み。

ルカシェンコ大統領が3選 ベラルーシ、1万人が抗議
 【ミンスク20日共同】ベラルーシ大統領選は19日夜から開票作業が始まり、同国選挙管理委員会は20日未明(日本時間同日午前)、暫定開票結果で現職のルカシェンコ氏(51)が82・6%を得票し、3選を果たしたと発表した。「欧州最後の独裁者」と批判されるルカシェンコ大統領が今後5年間続投することが決まり、通算17年間の長期政権となる。強権体制が一層強まるのは必至だ。
 野党は投票終了後の19日夜、雪が舞うミンスク中心部の広場で約3時間、抗議集会を開催。若者ら1万人近くが集まり「ベラルーシに自由を」などと訴えた。白と赤のベラルーシの旧国旗に交じり、革命を成し遂げたウクライナの国旗や欧州連合(EU)の旗がはためいた。
共同通信) - 3月20日11時2分

日本 外務省
平成18年3月22日、ベラルーシ共和国大統領選挙について
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/18/dga_0322.html
平成17年3月15日、わが国選挙監視要員の派遣について
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/18/rls_0315d.html
日本は大使館より館員計4名を選挙監視員に派遣