総務省は2006年末にIP試験放送を予定してるので急いでる
放送と通信の融合
現行法では、テレビやラジオやCATVなどは「放送」、IP放送やネットや電話や手紙などは「通信」 です。
<IP放送>ケーブルTV並みに著作権処理を簡略化案
ブロードバンド網を通じて番組を配信する「IPマルチキャスト放送」について、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会は、ケーブルテレビ並みに著作権処理を簡略化する報告書の骨子案をまとめた。地上波やBSのテレビ番組を放映と同時刻に流す場合に限り、著作権法を改正して対応する。
(毎日新聞) - 5月31日21時30分
\↓/
<民放連>IPマルチキャスト放送に危機感
日本民放連は2日、竹中総務相の私的懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」の報告書案に対する意見書を発表した。ブロードバンド網を通じてテレビ番組を配信するIPマルチキャスト放送の対象地域を限定しないとする内容に、「地方局にとって、障害要因として立ちはだかる」と危機感を示している。
(毎日新聞) - 6月3日0時25分
総務省は難視聴地域にはIP放送でデジタル放送を届ける方針を決め、今年末に送信試験を予定している。ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060531ig90.htm
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0605/19/news006.html
通信・放送の在り方に関する懇談会
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/tsushin_hosou/index.html
2006年6月6日
「ゴールはNTT法廃止」
通信放送懇座長が発言
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/sei/20060606/mng_____sei_____000.shtml
竹中平蔵総務相の私的諮問機関「通信・放送の在り方に関する懇談会」の松原聡座長(東洋大教授)は5日、NTTの組織見直しについて「NTT法の廃止、持ち株会社の廃止、東西の事業会社の業務制限の撤廃を同時に行うことが(懇談会の議論の)ゴールだ」と述べた。政府の規制改革・民間開放推進会議の討論会で発言した。懇談会は6日に最終報告をまとめるが、NTT法の廃止を盛り込む方向で、最終調整を進める。見直しは2010年中に実施するよう求める。
通信・放送の融合を目指す懇談会はNTTについて、電柱や電線などの通信基盤網をほぼ独占しているうえ、ブロードバンド対応の光回線の整備などでも独占性が強いと批判。他の通信会社との公正な競争を進めるには、現在の特殊会社の体制では無理があるとして、法律の廃止などを提言する。
懇談会はまた、「放送法」や「電気通信事業法」など、現在、縦割り型に9つある通信・放送の法律について、「放送・通信設備管理」「番組制作」といった業務内容ごとの横割り型の法体系にすべきだとした。
NTT法 = 日本電信電話株式会社等に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S59/S59HO085.html
・・・
会社は、前項の業務を営むほか、総務大臣の認可を受けて、その目的を達成するために必要な業務を営むことができる。
・・・
政府は、常時、会社の発行済株式の総数の三分の一以上に当たる株式を保有していなければならない。
・・・
会社及び地域会社は、総務大臣がこの法律の定めるところに従い監督する。
・・・
郵政大臣は、設立委員を命じ、会社の設立に関して発起人の職務を行わせる。
・・・
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2047933/detail
NHKの運営費は寄付でも何でも選択肢を考えろや。交付金・寄付金・広告料・受信料。
<NHK改革>公共、娯楽放送に分離?政府の推進会議が提起
政府の規制改革・民間開放推進会議は5日、NHK改革やNTT改革に関連し、竹中平蔵総務相の私的懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」の松原聡座長(東洋大教授)らを招き、公開討論会を開いた。NHK改革では、現在8波あるチャンネル数の削減や、報道以外の娯楽番組を有料化する方向で一致した。
(毎日新聞) - 6月5日21時24分
『IP放送』については読売新聞が精力的に書いてるようです。
放送と通信の融合「日米比較」――なぜ日本のコンテンツ産業は「融合」に対応できないのか
http://it.nikkei.co.jp/internet/column/koike.aspx?n=MMITba013029032006
「放送と通信の融合」は、コンテンツ側から見ると「ネットワーク、デバイス、サービスの分離」である。「融合=分離」とはややこしい話だが、こういうことだ。従来、テレビは放送、電話機は音声、カメラは写真と、デバイス(端末機器)ごとにその上に乗るサービス・コンテンツが決まっていた。「融合」時代には、このデバイスとサービスの固定状態が分離され、自由に組み合わせることができるようになる。ネットワークも地上波テレビや衛星、光ファイバー、携帯、無線LAN、WiMAXなど選択肢が増えていく。・・・
・・・
機械とコンテンツは無関係。放送と通信の違いは、その内容。
2006年6月4日、国営ナンタラ通信
http://d.hatena.ne.jp/knt68/20060604/p3
2006年5月10日、国営ナンタラ通信
http://d.hatena.ne.jp/knt68/20060510/p2