祇園祭の鷺舞、関心が無い、中止

鷺舞が中止です。
「鷺舞」って知ってますか?観た事がありますか?・・・関心無いでしょ・・・だから中止・・・

祇園祭の鷺舞、中止に 保存会と神社、氏子組織が支援めぐり対立
2006年7月10日
 祇園祭の神事の一つとして八坂神社で行われ、観光客の人気を集めている「鷺舞(さぎまい)」が、今年は約50年ぶりに行われないことが8日分かった。長く途絶えていた伝統的な舞を戦後に復活し、鷺舞保存会(木村正雄会長)が宵山の日などに奉納していたが、保存会と神社、氏子組織の対立が深まったためで、「せっかく定着した名物行事が消えるのは悲しい」と関係者は嘆いている。
 鷺舞は約600年前にあった「笠鷺鉾」の周りで舞われていたが、江戸時代の中期に途絶えた。1956年に京都大や同志社大狂言研究会などでつくる鷺舞保存会が、祇園祭の鷺舞を伝えていた島根県津和野町から「逆輸入」して復活。経費を氏子組織が負担して、宵山の16日と山鉾巡行神幸祭の17日、花傘巡行の24日の3日間、八坂神社境内で奉納されるようになった。白絹の羽をまとって雌雄のサギに扮(ふん)した舞い手2人が囃子(はやし)に合わせて優雅に舞い踊る姿が観光客を魅了していた。
 保存会会長で設立当初から学生に舞を教えていた大蔵流狂言師木村正雄さん(77)は「苦労しながら続けていた割に、物心両面での支援が十分でないので、前から改善を要望していたが、かなえられなかった」と奉納中止を決めたという。
 これに対し、神社の竹内幸平権宮司は「(木村さんが)高齢になり、50年を1つの節目にしたいと聞いている。中止は氏子組織の清々講社とも相談した結果だ。残念だが、やむを得ない」と話している。
京都新聞) - 7月10日18時9分

祇園祭とは、京都の東(旧市街地)で7月1日から7月31日に行われる100% 祭礼です。祭礼・祭事・神事。