インドネシア・ジャワ島南岸、地震-津波、死者不明者600人以上

Thousands evacuated after volcano on Indonesia's Sulawesi island spews lava
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溶岩流出、噴煙の活動 インドネシア東部の活火山
2006.07.29 Web posted at: 14:56 JST - CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200607290015.html
インドネシア東部マナド――インドネシアの火山監視当局は28日、東部の北スラウェシ州にある活火山、カランゲタン山(標高約1755メートル)が27日、溶岩を吐き出し、噴煙を上げる活動を開始した、と報告した。噴火を予兆させる本格的な活動は、今年7月17日以来のこと。
溶岩は、山腹に流出し、周辺の5村落の住民約4000人が避難を始めた。負傷者などの報告はこれまでない
。同山は1992年に噴火、6人が死亡している。
インドネシアでは、ジャワ島中部にあるメラピ山(標高2914メートル)も今年4月から、活発な火山活動を見せ、溶岩ドームが崩壊、火砕流も噴出するなどしていた。6月16日には、火砕流に巻き込まれた2人の遺体が発見され、噴出した火山灰が近くのボロブドゥール遺跡などに降りかかる被害も出ていた。
地域住民の数万人に避難命令も発令されていたが、火山活動がその後、衰え、政府は7月初旬、最高度にあった警戒レベルを一段落引き下げている。



津波の情報めぐり混乱
2006年7月17日午後3時19分
日本時間2006年7月17日午後5時19分
インドネシア・ジャワ島南西部沖

マグニチュード 7.7M、地震-津波 発生。
  
発生から間もなく捜索や援助活動が続いてるのだろうなぁ
                        続いてるのだろうなぁ
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復興へ遠い道のり ジャワ島津波から1週間
 【パンガンダラン(インドネシア)23日共同】インドネシア・ジャワ島南方を震源とする地震に伴い、同島南岸を中心に600人以上の犠牲者が出た津波の発生から24日で1週間。最大被災地の西ジャワ州パンガンダランでは、倒壊家屋や土砂の撤去作業が本格化してきたが、復興の道のりは遠い。100人以上とみられる行方不明者の捜索はなお続いている。
 海岸から数キロ離れた高台の避難所。22日も約1000人がなおテント暮らしを続けていた。「どこかで生きていると信じたい」。6歳の長女が行方不明となった漁師アンディさん(29)の言葉に力はなかった。発熱で寝込んでいる妻アニさん(22)の涙は止まらず、ボランティアのスタッフが付きっきりだ。
共同通信) - 7月23日17時5分
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捜索が難航、被災者情報も混乱・ジャワ津波1週間
日本経済新聞 - 2006年7月23日07:00
 【ジャカルタ=代慶達也】インドネシア・ジャワ島南西沖で地震津波が発生して24日で1週間が過ぎた。国家災害対策本部が22日に989人と発表した死者・不明者を23日には669人に下方修正するなどデータの修正が頻発。情報が混乱し、被災状況の全容が見えないままの状態が続いている上、津波がジャワ島南岸の広い範囲に押し寄せたため、捜索・救援活動も難航している。
 死者・不明者など被災者情報を、国家災害対策本部、保健省、社会省など各機関が別々に集計している上、戸籍のない住民も多いため、集計の確認ミスが相次いでいる。死者・不明者を同対策本部が下方修正した一方で、保健省は738人としており、大幅な開きがある。
 国軍・警官隊は2500人を動員し、救援活動に当たっているが、道路や橋が寸断され、重機や捜索用ボートも不足、不明者の捜索に手間取っており、陸軍幹部は「人手が足りない」と漏らす。
日本経済新聞 - 2006年7月23日07:00

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http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/060721/photos_wl/2006_07_20t003645_450x335_us_tsunami_indonesia
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津波情報に過剰反応? 別のジャワ地震で避難指示
 【ジャカルタ20日共同】インドネシア・ジャワ島南岸を17日襲った津波をめぐり、警報伝達の遅れが批判されている同国政府が、ジャワ島西部沖のスンダ海峡で19日起きたマグニチュード(M)6・0の地震で、津波の情報に「過剰反応」し、避難を指示していたことが20日分かった。
 津波警報をめぐる問題が浮上したことで、2004年末のスマトラ沖地震後から懸案となっている津波警戒システムの構築をめぐる論議が今後、高まりそうだ。
 19日午後の地震は、米太平洋津波警報センター(ハワイ)が「津波の恐れはない」と判定。しかしインドネシアのハッタ運輸相は、共同通信に「地震発生の4分後、気象庁から『津波警戒の必要がある』と連絡を受け、震源に近いスマトラ島南部ランプン州とジャワ島西部バンテン州の両知事に電話し、沿岸住民を避難させるよう指示した」と述べた。
共同通信) - 7月20日9時6分

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津波の被害情報めぐり混乱 インドネシア・ジャワ島
2006年 7月19日 (水) 09:03
 【ジャカルタ19日共同】インドネシア・ジャワ島南岸を17日襲った津波の被害状況について、当局が発表する情報が二転三転するなど混乱しており、各国大使館やメディアが確認作業に追われている。
保健省は18日、「日本、ベルギー、スウェーデン各国の計3遺体を確認」と発表。しかし現場の医師や警察などに問い合わせても「聞いていない」「情報は耳にしたが遺体は見ていない」とはっきりせず、確認が取れないまま。犠牲者数についても、警察や保健省などで異なっている。
2004年末のスマトラ沖地震では、インドネシア当局は死者・行方不明者数について一時、22万人強としていたが、最終的に16万人強と大幅に下方修正した。

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ジャワ津波 死者300人超す
 【パガンダラン(インドネシア・ジャワ島南西部)=藤本欣也】インドネシアのジャワ島南西部沿岸を襲った津波から2日目の18日、軍による救出活動が本格化した。AP通信によると、保健省当局者は、死者数が少なくとも341人に上ったことを明らかにした。津波に流されたがれきの中には、多くの被災者が閉じこめられているとみられ被害は拡大しそうだ。
 AP通信などによると、最も深刻な被害を受けたのは西ジャワ州チアミス県のパガンダラン地区。高さ2メートルの波が内陸部の300メートル地点まで流れ込み、数百のコテージや家屋をのみ込んだ。地元警察によると、この地区だけで死者は170人以上にのぼっている。
 在インドネシア日本大使館に入った連絡では、同地を訪れていた日本人1人が肩を骨折して病院で手当てを受けた。
 米太平洋津波警報センター(ハワイ)などによると、津波地震発生後約1時間でジャワ島に到達した。インドネシアは2004年末の大津波のあと、津波の警報システムの導入を始めたが、ジャワ島への導入は来年の予定だった。
産経新聞) - 7月19日8時2分

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ジャワ津波、死者172人 邦人男性1人負傷
2006年 7月18日 (火) 13:28
 【パンガンダラン(インドネシア)18日共同】インドネシア・ジャワ島南岸を17日襲った津波で、最大被災地の西ジャワ州パンガンダランに設置された対策本部によると、死者は18日、172人になった。AP通信は死者を少なくとも262人としている。85人が行方不明で、72人が負傷。地元警察によると、2万3000人以上が避難生活をしている。5月のジャワ島中部地震の被災地も津波被害を受け、復興への悪影響が懸念される。
パンガンダランの病院は同日、日本人男性(62)が骨折して17日に病院で手当てを受けたことを明らかにした。命に別条はなく、既に病院から去ったという。

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ジャワ津波、死者100人超す なお120人以上不明
ジャカルタ18日共同】インドネシア・ジャワ島南岸を17日襲った津波で、同国の地元ラジオ局エルシンタは18日、死者が109人になったと報じた。
ロイター通信は、120人以上がなお行方不明で、約150人が負傷、約3000人が避難生活をしていると伝えた。
在インドネシア日本大使館によると、日本人の死傷者がいるとの情報は入っていないが、夏休み中の学生などがいる可能性もあるとみて地元ホテルに照会し確認作業を進めている。
大きな被害を受けた中ジャワ州クブメン県のルストリニンシ知事は共同通信に「漁民など10人以上が行方不明で捜索中。約300隻の漁船のほとんどを失うか壊れて使えなくなった」と述べ、
地元経済を支える漁業が大きな打撃を受けたことを明らかにした。5月のジャワ島中部地震で被災したジョクジャカルタ特別州の警察によると、約80万人の人口の大半が避難生活を続ける最大被災地バントゥル県の海岸も、津波に見舞われた
同州バロン海岸では2人が死亡しており、国際社会の支援が本格化した同州の復興に及ぼす悪影響が懸念される。
共同通信) - 7月18日7時27分更新

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ジャワ島で津波、86人死亡 M7・7
2006年 7月18日 (火) 01:48
 【ジャカルタ17日共同】米地質調査所によると、インドネシア・ジャワ島南方のインド洋で17日午後3時19分(日本時間同5時19分)、マグニチュード(M)7・7の地震があり津波が発生した。5月のジャワ島中部地震の被災地を含む同島南岸の広い地域が津波の被害を受け、AP通信によると少なくとも86人が死亡。100人以上が行方不明で捜索が続いており、死者はさらに増えるとみられる。
在インドネシア日本大使館によると、日本人の死傷者の情報はない。
西ジャワ州チアミス県の漁港で行楽地のパンガンダランを中心に、300キロ以上の海岸沿いが被害に遭った。住民によると、津波は陸地に100−200メートル入り込んだ。同県議員は共同通信に「53人の死亡が確認された」と語った。ジャワ島中部地震で避難生活が続くジョクジャカルタ特別州も津波に見舞われ、地元警察は同州バロン海岸で2人の死亡を確認した。


ムラピ山火砕流で2人死亡 活発化後、初の犠牲者
2006年6月16日
 【ジャカルタ16日共同】インドネシアジャワ島中部地震の被災地に近いムラピ山の山腹で16日、火砕流にのみ込まれた住民2人の遺体が見つかった。5月半ばに火山活動が活発化して以降、初の犠牲者となった。地元のジョクジャカルタ特別州スレマン県当局者が明らかにした。
 インドネシア政府の火山局は13日に活動が弱まったとして危険度を引き下げたが、14日に再び最高レベルに戻した。この間に避難所から帰宅した住民が多く、危険度を一時下げたことで火山局への批判が高まっている。
共同通信) - 6月16日22時12分

2006年5月27日、インドネシア・ジャワ島中部 地震
 
2004年12月、スマトラ島アチェ 地震-津波