広島市原爆死没者慰霊式平和祈念式、短いと思った挨拶

小泉純一郎
平成18年8月6日、僕は観ました聴きました、前年より短いだろう挨拶、原稿を駆け足で読み飛ばす小泉純一郎、礼もそこそこ早足で・・・したが、任期最後で長い目なのか、原爆症認定の裁判の影響なのか、そこそこ・・・
 
2006年7月31日、国連安保理対イラン核開発制裁警告決議
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/18/dga_0801.html

http://d.hatena.ne.jp/apanda/20050809/p6
広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式
小泉純一郎内閣総理大臣 挨拶
挨拶の長さ【文字数】の変遷
平成18年8月6日   775文字
平成17年8月6日   543文字
平成16年8月6日   676文字
平成15年8月6日   745文字
平成14年8月6日   843文字
平成13年8月6日  1103文字
 
首相官房サイト 小泉総理の演説・記者会見等の表題・日付を除く本文のみ、句読点を含む 文字数。



http://d.hatena.ne.jp/apanda/20050806/p1

広島市長、8月6日、平和宣言

2006年8月5日(土)
http://www.tokyo-np.co.jp/shusho/
 【午前】11時8分、山口県秋芳町秋吉台を視察。上利礼昭秋芳町長、河村建夫衆院議員、福島啓史郎参院議員ら同行。22分、同町の秋芳洞を視察。
 【午後】0時20分、同県萩市の野山獄跡を視察。野村興児萩市長、岸信夫参院議員、作家の古川薫氏ら同行。31分、同市の日本料理店「あじろ」。野村市長らと昼食。1時26分、同市の萩博物館を視察。2時17分、同市の高杉晋作誕生地を視察。35分、同市の松陰神社。神社内の「松下村塾」などを視察。49分、報道各社のインタビュー。3時1分、同市の吉田松陰誕生地を視察。4時11分、山口市の常栄寺を視察。渡辺純忠山口市長ら同行。55分、同市の瑠璃光寺を視察。山口県の二井関成知事、島田明県議会議長ら同行。7時24分、広島市南区の広島プリンスホテル



2006年8月6日(日)
 【午前】7時50分、広島市中区平和記念公園。8時、原爆死没者慰霊式・平和祈念式。49分、報道各社のインタビュー。9時39分、広島空港。40分、空港内の貴賓室。49分、扇千景参院議長。11時57分、全日空676便で羽田空港
 【午後】0時28分、公邸。

首相Q&A (6日)
http://www.nikkei.co.jp/seiji/syusyou.html
靖国参拝「いつしてもいい」・首相、任期内でも
 小泉純一郎首相は6日午前、自身の靖国神社への参拝時期について「いつ参拝してもいいが、適切に判断する。二度と戦争を起こしてはいけないと(誓い)、戦没者に哀悼の念を表することで何ら問題はない」と述べた。9月までの首相在任中に参拝しても問題はないとの考えをあらためて示したものだ。訪問先の広島市で記者団の質問に答えた。
 中韓両国が首相の靖国参拝への批判を強めていることに関しては「日本の首相が日本の施設で、戦没者に哀悼の念を表することは、決して悪いことだとは思っていない」と強調した。
 また両国が日本との首脳会談の開催を拒否していることに対し「わたしはいつでも、中国とも韓国とも首脳会談を行う用意があると言っている。わたしが拒否してるのではない」と、両国の対応を重ねて批判。また、北朝鮮のミサイル発射をめぐる国連安全保障理事会の非難決議採択を挙げ「最終的には中国も反対を撤回して賛成に回った。日本の努力、国際協調の成果だ。日本は決して孤立していない」との認識を示した。〔共同〕
「よく検討する」と首相・原爆症認定訴訟で
 小泉純一郎首相は6日、原告が勝訴した広島地裁原爆症認定訴訟判決への対応について「かなり専門的な分野もあるので、今よく検討していただいているところだ」と話した。広島市で開かれた平和記念式典に出席後、記者団の質問に答えた。
 広島地裁判決は、がんなどになった被爆者41人全員について「原爆の放射線が原因」として原爆症と認め、国の却下処分を取り消した。
   ───
首相官邸 (6日)
▽7時41分 宿泊先の広島プリンスホテル発。
▽8時 広島市内の平和記念公園で「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」。
▽9時49分 広島空港内の貴賓室で扇参院議長。
▽10時46分 全日空676便で広島空港発。
▽11時57分 羽田空港着。
▽12時28分 公邸着。


広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式
 
 
内閣総理大臣挨拶
 
 
 
 本日、被爆60周年の原爆死没者慰霊・平和祈念式に当たり、原子爆弾の犠牲者の御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
 
 
 今なお被爆の後遺症に苦しんでいる方々に対して、心からお見舞い申し上げます。今後とも、高齢化の進行など被爆者の実状に配慮しながら、在外被爆者への支援も含め、援護施策の推進に誠心誠意努力してまいります。
 
 
 人類史上唯一の被爆国である我が国は、広島、長崎の悲劇を再び繰り返してはならないとの堅い決意の下、今後とも、平和憲法を遵守するとともに、非核三原則を堅持してまいります。また、国際社会の先頭に立ち、国際的な核軍縮・核不拡散のための取組を推し進め、核兵器の廃絶に全力で取り組んでまいります。
 
 
 戦後、広島は、国際平和文化都市として、大きな発展を遂げました。今日まで、広島の復興に尽力してこられた多くの方々に心から敬意を表します。世界平和実現に向けて取り組んできた市民の願いは、歴史の証人として世界文化遺産に登録された原爆ドームの姿とともに、世界中の人々の心に届いています。今後とも、広島が、世界平和を考えるシンボルとして、また、平和を希求する人々を惹きつける都市として発展することを確信します。
 
 
 終わりに、犠牲となった方々の御冥福と、被爆者並びに御遺族の今後の御多幸をお祈り申し上げます。
 
 
平成17年8月6日

広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式
 
内閣総理大臣挨拶
 
 今から六十一年前の今日、原子爆弾の投下により、十数万ともいわれる尊い命が一瞬にして失われ、この広島の地は、廃墟と化しました。
 
 本日、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に当たり、原子爆弾の犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
 
 また、今なお被爆の後遺症に苦しんでいる方々に、心からお見舞い申し上げます。
 
 政府は、被爆者の方々に対して、これまで保健、医療及び福祉にわたる総合的な援護施策を充実させてきました。昨年秋からは、在外の被爆者の方々が、我が国の在外公館を通じて手当ての申請ができるよう制度改正を行ったところです。今後とも、被爆者の方々の実情を踏まえた諸施策を誠心誠意推進してまいります。
 
 広島は、焦土から立ち上がり、国際平和文化都市として、大きく成長しています。今日まで、広島の復興と発展に尽力された多くの皆様に心から敬意を表します。
 
 私は内閣総理大臣として、平成十三年以来、過去五回ずつ広島と長崎の両方の犠牲者に対する慰霊・平和祈念式典に参列してまいりました。我が国は人類史上唯一の被爆国として、その経験を国際社会に語り継いでいく責任があります。
 
 広島、長崎の悲劇は、いずこにおいても再び繰り返されてはならないとの決意の下、我が国は、戦後六十一年の間、不戦の誓いを体現し実行してきました。
 
 私は、ここ広島において、本日の式典に臨み、犠牲者の御霊と広島市民の皆様の前で、今後とも、憲法の平和条項を遵守し、非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立ち続けることを改めてお誓い申し上げます。
 
 終わりに、犠牲となった方々のご冥福と被爆者並びにご遺族の今後のご多幸、そして広島市の一層の発展をお祈り申し上げます。
 
平成十八年八月六日
内閣総理大臣 小泉純一郎