ロシア、イラン、

グルジア
2006年01月22日朝
ロシアが グルジアアルメニアの パイプライン爆破、ガス供給全面停止。

見方を変えれば戦争だ。

グルジアなどへのガス供給が停止=パイプライン爆破される
 【ウラジカフカス(ロシア)22日】ロシア南部の北オセチア共和国で22日、グルジアアルメニア天然ガスを供給するパイプラインが爆破され、両国へのガス供給が全面的にストップした。グルジアのサーカシビリ大統領は、ロシアによる破壊工作だと非難した。
 爆発は22日朝、北オセチアのモズドクとグルジア首都トビリシを結ぶパイプラインで起きた。ロシア検察当局者によれば、現場からは爆弾の破片にようなものが見つかっており、破壊工作の可能性があるという。
 これにより、グルジア向けのガス供給は全面停止し、同日夜にも同国の一般家庭に影響が出始める恐れがある。同国は今年、例年にない寒波に見舞われており、今後数日は気温が氷点下4度まで下がると予想されている。
 サーカシビリ大統領は「われわれはロシアの政治家からガスや電力の供給を停止すると脅しを受けてきたが、グルジアが最も寒い冬を経験している今、それが起こった」と述べ、「ロシア破壊工作だ」と非難した。
 同国のエネルギー省当局者によると、ガスパイプラインで爆発が起きたのとほぼ同じタイミングで、ロシアからの電力供給がストップした。
 2003年のグルジア民衆革命でサーカシビリ大統領が登場して以来、同国は西側寄りの路線に転換し、ロシアとは険悪な関係が続いている。
 一方、アルメニア政府は、ガス供給停止を受けて、国民にガス節約を呼び掛けるとともに、備蓄ガスの利用を開始した。アルメニアは長年、ロシアと盟友関係にあるが、最近はガス価格引き上げ問題をめぐり、関係が緊張していた。〔AFP=時事〕
2006年01月22日23時16分 時事通信社

ウクライナ
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イスラエル、イラン

イスラエル国防相イラン大統領は災難もたらすと警告
2006年 01月 23日 月曜日 08:13 JST12
 [エルサレム 21日 ロイター] イスラエルのモファズ国防相は21日、イラン国民に向けて、アハマディネジャドイラン大統領が自国に災難や苦難をもたらすと警告した。
 また、国際的な外交努力によってイランに核計画を断念させられない場合に備え、イスラエルは自国防衛を進めていると述べた。
 イラン生まれである同相は、政治家や学者が集まる年次会議で、多くのイラン人がアハマディネジャド大統領のイデオロギーを支持していないと認識していると言明。その上で、同大統領は、ユダヤ人を破壊しようと試みた者の過去の例を見るべきだと語った。
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シリア、イラン

核問題でイランとシリアが意気投合
 【ダマスカス20日】イランのアハマディネジャド大統領は19日からシリアを訪問した。イラン政府は核兵器開発疑惑、シリア政府はレバノン元首相暗殺関与疑惑により、それぞれ国際社会から強い批判を受けている間柄。アハマディネジャド大統領とアサド・シリア大統領は19日の会談で両国の緊密な関係を再確認した。(1枚目の写真はダマスカスで会談後、記者会見するアサド大統領=右=とアハマディネジャド大統領)
 会談後の共同記者会見でアサド大統領は、イランはじめ世界のどの国も平和目的の核技術を持つ権利があり、イランの核計画をめぐって外国が圧力をかけているのは不当だと強調するとともに、西側が大量破壊兵器を口実に他国を非難するなら、まず、中東で唯一の核保有国であるイスラエルから始めるべきだと主張した。(2枚目の写真はダマスカス空港で儀杖兵を閲兵する両大統領)
 アハマディネジャド大統領は、今回のシリア訪問で素晴らしい成果があったと述べ、「イランとシリアの関係は深く根を下ろした強固なものであり、両国は共通した立場を取っている」と両国の親密ぶりを指摘した。また、イランの対シリア投資が7億5000万ドルに達していると述べた。
 イランとシリアは1980−88年のイラン・イラク戦争以来、同盟関係にある。同戦争でシリアはイラクフセイン政権に反対し、イランを支持する姿勢を取った。〔AFP=時事〕
2006年01月21日03時24分 時事通信社