平和都市条例 京都市

平和都市条例に、京都市長は反対している。


京都市 無防備・平和都市条例(案)
戦争に協力しない平和と文化のまち、京都をつくろう
京都市に無防備・平和都市条例を!
http://www.geocities.jp/muboubi_kyto/
無防備地域宣言をめざす京都市民の会

  無防備地域宣言運動全国ネットワーク
  http://peace.cside.to/
日本はジュネーブ諸条約に批准しているので、
ジュネーブ諸条約や日本国憲法を守らなければならない。
 
21世紀の新しい戦争やテロ行為に向けても 日本は新しい戦略を練り直さなければならない。テロを予防するのに対して戦闘機や戦車が有効なのですか。

Kyoto Shimbun News 2006年1月26日(木)
実効性や法的根拠を議論
京都市議会 無防備条例案めぐり
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012600038&genre=A2&area=K10
 京都市の1月臨時議会は25日、財政総務常任委員会を開き、市民グループが制定を直接請求した「無防備・平和都市条例」案について審議した。地方自治法改正(2002年)を受けて、請求者代表が初めて同市議会で意見陳述したこともあり、委員からは条例の実効性や法的根拠などの質問が相次いだ。
 条例案は、紛争が起きた場合、市が軍事施設を置かず軍事支援活動を行わないことを定め「無防備地域宣言」を行うことなどを掲げる。桝本頼兼市長は、自治体に軍事的な権限がないため、「宣言には実効性がない」と制定に反対している。
 委員会冒頭、請求者を代表して「無防備地域宣言を目指す市民の会」の澤野義一代表ら4人が、「(住民の安全を守る)地方自治の本質からして条例を制定することは可能」と陳述し、制定への賛同を呼びかけた。
 審議では、「条例に実効性がないとする根拠は」との委員の質問に、市側は「戦闘員の撤退など軍事活動の権限は政府にある」とし、自治体が無防備宣言の主体となるのは困難とした。また、「無防備宣言はテロ行為に対する法的な効力はあるか」との質問には「宣言をしてもテロ行為には効力がない」との見解を示した。
 同法案の審議は27日の同委員会で討論を結了し、30日に最終本会議で採決する。

桝本頼兼京都市長山田啓二京都府知事も2005年11月15日ブッシュ大統領を熱烈大歓迎したから・・・しょうがないけど。政府の役人を飼ってるみたい。

1983年・昭和58年、京都市、非核・平和都市宣言



   非核,平和都市宣言
 真の恒久平和は,人類共通の念願である。
 しかるに,核・軍備の拡張は,依然として強まり,世界平和,人類の生存に探刻な脅威をもたらしている。
 我々は,世界最初の核被爆国民として,核兵器の恐ろしさ,被爆者の今なお続く苦しみをかみしめ,この地球上に再び広島,長崎のあの惨禍を繰り返させてはならないと,全世界の人々に訴えるものである。
 ここに我々は,日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念を日常の市民生活の中に生かし,子々孫々継承するために,非核,平和都市たることを厳粛に宣言するものである。
  1.京都市は,非核三原則(作らず,持たず,持ち込ませず)の完全な遵守を求める。
  1.京都市は,あらゆる国の核兵器の廃絶と軍縮を求める。
  1.京都市は,核兵器及び核兵器積載の疑いあるものの京都市域への通過,搬入,飛来,貯蔵,滞留を拒否する。
  1.京都市は,核兵器を生産,配備させない。
  1.京都市は,戦争に協力する事務は行わない。
 昭和58年3月23日
 議決日  昭和58年3月23日
 京都市

Kyoto Shimbun News 2006年1月25日(水)
世界平和の念仏と鐘の音響く
東山・知恩院 御影堂で法要
 浄土宗総本山の知恩院京都市東山区)で25日、浄土宗の「世界平和念仏の日」制定3周年を記念する法要が営まれ、普段は大みそかなどにしか突かれない巨大な釣り鐘を、僧侶が力いっぱい打ち鳴らした。
 浄土宗は3年前、宗祖法然の命日にちなみ、毎月25日に世界平和を願って念仏を唱える日を制定した。戦乱が続いた平安時代末期に万民救済を説いた宗祖の思いを発信するよう、全国の寺院や壇信徒に呼びかけている。
 この日は御影(みえい)堂での法要に続き、正午から国内最大級で重要文化財の釣り鐘を、17人の僧が掛け声を合わせて18回突いた。1回突くたびに「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」の念仏が鐘楼に響き、戦争やテロのない世界を祈った。



世界宗教者平和会議

Kyoto Shimbun News 2006年1月13日(金)
仏教やキリスト教など指導者一堂に
京都で世界宗教者平和会議開催
 諸宗教の対話促進を目的に各国の宗教者で組織する「世界宗教者平和会議」(WCRP、本部・米ニューヨーク)の第8回世界大会が8月、京都市左京区国立京都国際会館で開かれる。京都での開催は1970年の第1回大会以来36年ぶり。宗教絡みの紛争が各地で絶えない中、仏教やキリスト教イスラム教などの宗教指導者が一堂に会して平和構築への道筋を話し合う。
 日程は8月26日から4日間。80カ国からヒンズー教ユダヤ教などを含む諸宗教を代表する約500人が出席する。オブザーバーや来賓などを合わせ参加者は約2000人になる見込み。
 2001年の米同時多発テロ以降では初の世界大会となり、諸宗教の協力による紛争解決の取り組みを議論する。パレスチナやアフリカ、東南アジアなどでの宗教対立に根ざした地域紛争についての平和交渉の具体例も紹介される。一昨年夏にWCRPが京都で開催した平和シンポジウムに続き、イラクの諸宗教指導者らも出席する予定。
 また、地球規模で進んでいる環境破壊についても、持続可能な開発のあり方を意見交換する。
 大会に先立ち、8月21日から広島市京都市世界宗教青年指導者サミットを開催。24、25日には世界の女性宗教者ら約100人が参加する関連会議も京都市で開かれる。
 世界宗教者平和会議は、東西冷戦の激化と核軍拡への危機意識を背景に1970年に京都で設立された。世界大会はほぼ5年ごとに開かれ、核軍縮や難民問題、中東和平、ユーゴ紛争などをテーマに議論してきた。

1970年10月、第1回世界宗教者平和会議(WCRP)を京都で開催
世界宗教者平和会議
 
第8回 世界大会 日本京都府京都市での開催地正式決定!
2006年8月26日(土)〜29日(火)
 



むしろ 全世界が認めなくても京都市だけでも無防備地域宣言しましょうヨ。