代用監獄は存続へ

代用監獄 ファクスによる外部への連絡も認める

・・・からといって、代用監獄を存置してよい、ということにはなりません。
http://d.hatena.ne.jp/grafvonzeppelin/20060128/p1

愕然とした。
法務省警察庁その有識者は、代用監獄廃止する気が全く無い、と云うのだ。
代用監獄の件では国連人権委員会の勧告を受けてましたよね。日本は国際条約をファクス設置したからって平然と無視するのですか。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2c2_001.html
 
厭きれて言葉が出ない。一言もない。・・・・・・。代用監獄を廃止してください。
Google検索 代用監獄

未決拘禁者処遇:電話接見、容認へ 「代用監獄」扱い焦点−−有識者会議
 未決拘禁者(収容されている容疑者や被告)の処遇の在り方を検討するため、法務省警察庁が設置した有識者会議(座長・南博方(ひろまさ)一橋大名誉教授)の提言素案が26日、明らかになった。電話による弁護人との打ち合わせ(電話接見)を容認するほか、ファクスによる外部への連絡も認める方向での検討を求めている。拘置所の代わりに警察留置場を使う「代用監獄」については、運営の透明化を図るため、市民による視察委員会の設置を提言している。
 素案は、これまでの議論を踏まえて事務局が作成した。これをたたき台に、27日の会合で詰めの協議を行うが、委員間の意見対立が大きい代用監獄をどう扱うかが焦点となる。存続を前提に運用改善を求める委員が多数だが「冤罪(えんざい)の温床」だとして、将来的には廃止を求める意見も根強く、激しい議論が予想される。
 素案は、電話接見について(1)面会の補完と位置付け、実施範囲を検討する(2)本人確認のため弁護人が警察署や検察庁に出向く−−といった方法を提案。夜間や休日にも弁護人が拘置所で面会できるよう具体策を検討することも求めた。これらの措置は、公判がほぼ連日開かれる裁判員制度の導入を控え、接見の機会を増やす必要性に応えたものだ。【森本英彦】
毎日新聞 2006年1月27日 東京朝刊



ファクス使用も容認へ 未決者処遇の有識者会議
共同通信)2006年 1月27日 (金) 12:13
 捜査段階の容疑者と判決確定前の被告を合わせた「未決者」の処遇を見直す法務省警察庁有識者会議(座長・南博方一橋大名誉教授)は27日、電話による弁護士との打ち合わせに加え、ファクスの使用も認める方向で検討するよう両省庁に求めることを決めた。
この日は、昨年12月以降の会議での議論を踏まえ、両省庁が作成した素案を基に最終提言に向けた詰めの議論をした。
素案は弁護士との「電話接見」を「面会の補完機能」と位置付け、本人確認のため弁護士が警察署や地検に出向く具体的方法を提案したほか、ファクスによる連絡も「有用性は否定し難い」と容認する方向で委員から異論は出なかった。
両省庁は今国会で未決者処遇に関する法整備をする方針で、今月中にまとまる有識者会議の提言内容を提出法案に反映させる。



警察の代用監獄、存続へ 有識者会議、容認が大勢

 捜査段階の容疑者と判決確定前の被告を合わせた「未決者」処遇見直しで、法務省警察庁有識者会議(座長・南博方一橋大名誉教授、9人)は13日、警察の留置場を拘置所代わりに使って未決者を収容する「代用監獄」について集中的に議論し、存続を容認する意見が大勢を占めた。
 代用監獄には日弁連が「冤罪(えんざい)の温床」と強く反対し、存続を主張する法務省警察庁と対立していた。両省庁は有識者会議の議論を踏まえ、次期通常国会で未決者処遇見直しの法整備をする方針で、代用監獄は存続の見通しとなった。日弁連などの反発が予想される。
 会議では冒頭、法務省警察庁が「警察では捜査、留置部門を組織上分離しており、代用監獄が警察の取り調べに悪用される恐れはない。また多数の拘置所を新設することは現実問題として不可能」と従来の主張を繰り返した。
共同通信) - 1月13日20時39分



判決未決者の処遇、「代用監獄」で対立・有識者会議初会合
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051206AT1G0603306122005.html
 刑事事件の容疑者、被告ら判決が確定していない未決拘置者の収容や処遇の在り方を検討する有識者会議(座長、南博方・一橋大名誉教授)の初会合が6日、開かれ、法務省警察庁、日本弁護士会から意見を聴いた。未決者を収容する拘置所の代わりに警察の留置場を使う「代用監獄」について、存続が必要とする両省庁と、廃止を求める日弁連の意見の対立が改めて浮き彫りになった。
 会議では、代用監獄について両省庁が「運用も改善されており、廃止し多くの拘置所を建設するのは非現実的」(法務省)、「維持以外に方法はない」(警察庁)と現状維持の考えを強調。これに対し日弁連は「代用監獄は虚偽の自白を強要するもので、廃止すべき」と主張した。
 また法務省が、収容者の権利義務の明確化や、接見機会の拡充、不服申し立て制度の整備など、法改正の方向性を提示。拘置所での接見や電話の使用などについては、連日開廷となる裁判員制度の導入に伴い充実が必要との考えを示した。 (21:03)

Factory #23: gblog
http://d.hatena.ne.jp/beeplex/20060125#1138203576
99.%、
 
行列のできない法律相談所?
http://plaza.rakuten.co.jp/machine10/diary/200601160000/
江川紹子氏も温いことを言ってたみたいで残念。
 
K.N.T. 代用監獄
 



 
判検癒着
現状普通日本では、警察に逮捕されて、検察に起訴されたら、99%以上の割合で有罪判決が出る。
http://consul.mz-style.com/item/102
http://share.dip.jp/soba/soba0207.html
ロッキード事件」以降、東京地検特捜部が動いて過去に無罪になった者は一人も居ないのでしょ。
 
最初に官警に描かれたシナリオの通りに、逮捕〜起訴〜裁判と進んでく現状には、変わりない、ということだ。
 
今回の「ホリえもん」も、ほぼ間違いなく100%有罪になる。田中角栄元総理大臣でも有罪になったんだから。
 

裁判員制度

新法廷は弓形法卓
京都地裁裁判員制度向け改修
Kyoto Shimbun News 2006年2月1日(水)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006020100063&genre=D1&area=K10
 市民が刑事裁判に参加する裁判員制度の導入に向け、改修工事が進められていた京都地裁京都市中京区)の新法廷が1日、完成した。裁判員と裁判官の計9人が横一列に並んで審理できるよう、弓形の法卓が設けられた。
 最も大きい一〇一号法廷が昨年12月月下旬から約1000万円かけて改修された。法卓の横幅が6メートルから7・2メートルに広がり、互いに意思疎通しやすいように弓の形にされた。法壇の高さは10センチ低くされ、証人や被告人への圧迫感の軽減が図られた。ビデオプロジェクターなどによる立証の増加が見込まれることから、床下には電気配線が整えられた。傍聴席はこれまで通り88席。
 裁判員制度は2009年5月までに実施される予定で、殺人や放火などの重大事件が対象となる。裁判員は事件ごとに有権者から抽選と面談で選ばれ、裁判官とともに審理して多数決で有罪か無罪かを判断して、有罪の場合の量刑を決める。
 新法廷は制度が始まるまでは従来通り、傍聴の多い刑事裁判や民事裁判に使われる。

http://d.hatena.ne.jp/knt68/20060118/p1


司法制度改革といっても監獄法・代用監獄は廃止されない。警察検事裁判一体のまま判検癒着。司法制度改革って何だったのだろうか。官僚が仕事が、しやすいようになるだけの話か。またはこんな感じの改革だけなのだろうか。
 




収容施設

入管収容施設問題を考える
  2005年10月〜↓URLに移転してました
http://hw001.gate01.com/sasara/nyukan/index.html
アリさんとジェインさん