日銀総裁・国会議員は資産凍結

簡単な話し、役職中は、金融資産を信託銀行に信託して資産凍結する。世界の常識、日本の非常識。
 
資産公開はできればやれば良い。国会議員なら立候補時と辞職時に資産公開。
京都の民主党の松井参院議員が通産官僚時代に村上ファンド出資等してたとかも同じ。

http://mijioka.cocolog-nifty.com/naiyou/2006/06/post_348f.html
職務の公平性を確保する意味で株や投資資産を凍結するルールが無い事が問題だと思う。
日銀総裁は国会議員同様、資産公開と投資資産凍結のルールの確立を早急にした方が良いだろう。

村上ファンド村上世彰代表をインサイダー取引の疑いで逮捕

金融関係とか守秘義務のある職業の人は、酒の席では仕事の話はしないとか雑談と商談を別ける、「絶対に」とかの言葉を使わないとか言葉に気をつける。基本って事。
 ─ ─ ─ 以下資料 ─ ─ ─ 

福井総裁問題で服務ルール厳格化 日銀が検討チーム
2006年06月20日10時36分
 福井俊彦総裁の村上ファンドへの1000万円投資問題に対する批判を受け、日本銀行は役員の金融商品取引に関する服務ルールの厳格化や資産公開のあり方を検討するチームを発足させ、20日に初会合を開く。座長を武藤敏郎副総裁が務め、理事ら数人で構成する見通し。外部の有識者の意見を聴くことも検討する。
 役員が在任中に保有株式を売買できないように信託銀行に預けて凍結することを義務づけたり、保有している金融資産の報告を徹底させたりすることを検討するとみられる。資産公開についても、閣僚並みに家族分を含めて原則公開することをテーマにする予定だ。
 日銀はかつて、一般企業で取締役にあたる審議委員に対し、保有株式の信託を求めたことがあったが、福井総裁が保有株式を信託していなかったことが明らかになるなど「対応がちぐはぐ」との批判も根強い。そのため服務ルールを厳格化する必要に迫られていた。



日銀、幹部の株凍結を検討 規定見直し、資産公開も
2006年06月18日06時32分
 日本銀行は、幹部が保有する株式を在任中は売買できないように信託して凍結し、将来的には資産も公開する方向で検討に入った。福井俊彦総裁が村上ファンドに1000万円を投資していた問題で批判を受けたため、服務ルールを見直す。ただ、民間出身の審議委員の個人資産公開には異論も予想され、公開の対象や範囲など慎重に検討を進める方針だ。
 福井総裁は村上ファンドへの1000万円拠出以外にも、民間時代に社外取締役をしていた会社の株式を保有していることがわかった。福井総裁は15日の会見で「(売買せず)凍結している」と説明したが、明確なルールがないと疑念を持たれるため、金融政策決定会合に参加する正副総裁や審議委員ら9人には、在任中は保有株式を信託銀行に預けることを義務づける方針だ。
 また、日銀は、正副総裁や審議委員の年収は公開しているが、保有資産は公開していない。福井総裁は「財産権の保護やプライバシーも考えて検討したい」と国会などで述べ、公開制度導入も検討する。公開する幹部の範囲は、総裁と2人の副総裁の執行部に限るか、学者や企業など民間出身の審議委員を含めるか、今後詰める。閣僚並みに家族分を含めて原則公開することには、プライバシーの観点から日銀内に慎重な意見がある。

インサイダー取引認める ニッポン放送株で会見
 村上ファンドニッポン放送株売買をめぐるインサイダー取引疑惑で、村上世彰氏(46)は5日午前、東京証券取引所で記者会見し「プロ中のプロとして、私自身が罪を認め、反省すべきことがある」と述べ、インサイダー取引容疑を認め、謝罪した。
 東京地検特捜部は、最高検や東京高検と最終協議し、了承が得られれば同日午後に取り調べ、他の幹部3人とともに逮捕する方針。
 会見で村上氏は、ライブドアニッポン放送株の大量買い付けをする約3カ月前の2004年11月、ライブドア役員から「ニッポン放送の経営権が取得できたらいいですね」などと聞いたことを認めた。
共同通信) - 6月5日14時5分