イラク 7月の犠牲者は 過去最悪

イラク市民、7月の死亡数は3400人超す/イラク情勢ニュース
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/1b8ccd48ae0bba10a8383a5ccd83f189
イラク保健省とバグダッドの死体保管所が発表した数字によると、7月に死亡したイラク市民の数は3400人を超え、国連報告でも過去最悪とされた6月をさらに上まわるものとなった。

イラクで記者らの死者100人に・国境なき記者団が発表
2006年08月03日
 【ブリュッセル=共同】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は2日、イラクでイランのテレビ局、アルアラムの記者(20)が殺害され、2003年3月にイラク戦争が始まって以来、記者や助手らの死者が100人に達したと発表した。

 同記者団の声明は「第二次大戦以来、これほど多くの記者を死なせた戦争はない」と指摘。「こうした死を日常茶飯事としてしまうことは許されない」と警告した。

 殺害されたのは、ナジ・アルマンスーリ記者。7月31日にバグダッドの自宅前で拉致され、翌日午前、遺体で見つかった。何者かに仕事に関連するとみられる脅迫を受け、妻と娘を郊外に避難させていたという。

2006年08月04日
イラク市民、7月の犠牲者1000人超す
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060804AT2M0400604082006.html
 【アンマン=加賀谷和樹】イラクの首都バグダッド東部で3日、路上の仕掛け爆弾が爆発し14人が死亡、16人が負傷した。AP通信の集計によると、イラク全土で7月、武装勢力の爆弾テロや攻撃により1000人以上の一般市民が死亡した。治安要員、武装勢力の死者はそれぞれ135人、143人に達した。同国では首都圏を中心にイスラム教シーア、スンニ両派の抗争が激化、8月も多くの死者が出る可能性が高い。

 国連イラク支援団やイラク政府によると、5月と6月の2カ月間では計6000人近い市民らが死亡。宗派間の抗争が拡大するきっかけとなった2月のシーア派聖廟(せいびょう)爆破事件以降、同抗争を避けて自宅を離れた国内避難民は、計16万2000人となった。 (12:01)